ファシリテーションするときの心構え
先日、ファシリテーションのセミナーに参加しました。その中でファシリテーションを行う上での心構えについて心に残ったものがあったので、備忘録の意味もこめて紹介します。
もちろん、ファシリテーションに絶対はないと思うので、その場その場で柔軟に対応するのが必要だと思いますが、初学者の私にとってどれも参考になりました。
- ファシリテーションは、段取り七分で仕事が三分
- ワークの進め方を議論したりする準備や、関係構築する時間が重要
- 一見まとまったように見えるワークショップは簡単に作れる
- 他人事の感じで話が進むため
- ただ、実際には譲れないものがあるはず。他人事でなく意見をぶつけ合わせたときに価値が出る
- ファシリテーションする上で、頭の中のものを書き出して可視化するのが一番大事
- このとき、当事者意識を持たせるため、付箋などに自分で書き出してもらうようにする
- ビジネスのファシリテーションでは投票は使わない
- 平社員と経営者などの立場の違いや、議題に対する情熱のかけ具合の違いがあるため
- ビジネスに関して言えば、ファシリテーターは完全に中立の立場でない
- 自分である程度意見を持っておいて、「本当にこれでいいのか?」など問いを投げかけることも必要
- 偉い人は皆の認識があっていると思いがちだが、実際にはバラバラのことが多い